不便を愉しみ
自然を楽しむ
『市街化調整区域に建つ、
郊外居住スタイルの提案型住宅』
世帯属性 | 単世帯 |
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建物種類 | 一戸建て |
工法 | 木造軸組 |
階数 | 2階建 |
立地属性 | 郊外型 |
延床面積 | 120m2 |
所在地 | 京都府京都市西京区 |
特長 |
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市街化調整区域では原則、開発行為や建築行為が厳しく制限され、基本的に建物を建てることができません。
しかし定められた条件をクリアすることで、一定の範囲内での建替などの建築行為を行うことができます。
(今回はこの条件をクリアすることができました)
内装仕上には、ビニールクロスやシート系の材料は使用せず、しっくい壁、しっくい天井、無垢材フローリング(オーク材)など、弊社の特徴である自然素材をベースに、アクセントでタイルや
木毛セメント板などを使用しました。
建物プランについては、眺望の良さを最大限に生かすため2階にリビングを計画し、どの位置からでも眺望を楽しめるように大開口の窓を設けています。
見上げの位置になるため、外部からの視線を気にする必要もありません。
外観について、過度な装飾・色彩とならないように無彩色でシームレスな左官仕上をベースに、レッドシダー材の板張りのアクセントや軒天には杉材を使用しています。
軒、ケラバをしっかりと出すことで建物のバランスを安定させ、外壁を雨風から保護しています。
今後、日本は人口減少や空き地、空き家のさらなる増加、またコロナ禍もあり、物件の供給事情や居住スタイルは少しずつ変わっていくと思います。
家を建てようと思った時、利便性や不動産の市場価値だけでなく【プラスアルファ】の部分を楽しめるような選択肢が増えるといいなと思います。