【ヴィンテージモダンで過ごす非日常】埼玉県所沢市
LIXILメンバーズコンテスト
リフォーム部門・ディティール賞受賞作品
家族構成:夫婦+子ども
構造:RC工法
規模:地上7階建て・3階部分
延床面積:70.37㎡
設計・施工:株式会社 おうちLABO
ブルックリンスタイルをテーマに、築22年のマンション住戸をリノベーション。ヴィンテージ感のあるテイストで室内空間を統一し、街のカフェのような非日常空間に仕上げています。
「生活感のない店舗のようなおしゃれな空間に住みたい」という強いこだわりを持たれていたお施主さま。3LDKの既存マンションを購入して自分好みにリノベーションすることを決め、不動産会社から「インテリアデザイン力に定評がある」と紹介されたおうちLABO一級建築士事務所に設計・施工を依頼することに。
リノベーションのテーマはブルックリンスタイルに設定。住まいの第一印象を決める玄関ホールはぎりぎりまで広くし、壁面には使い古したような雰囲気を演出するヴィンテージレンガを採用しました。スニーカー収集が趣味のご主人のために、インテリア建材「ヴィンティア」で大きな玄関収納も実現しています。
リノベーションにより、リビング空間も大きく印象が変わりました。和室を無くして大きなLDK空間に変更し、ヴィンテージ感を出すため、壁や床、天井などを、黒と木目を基調にコーディネートしています。デザインに配慮しながら十分な収納量を確保し、マンション特有の梁の出を利用したニッチも作成。リビング空間の一部には、お子さまの勉強スペース、ご主人の仕事スペースとしてのデスクコーナーもあり、ガラス間仕切りのデコマドを設置することで圧迫感を解消しています。
奥さまが特にこだわったキッチンは、アイアンがアクセントとなるアイランドキッチンを採用。以前の対面型のキッチンを解体し、ダクトと水道管を移動させる必要がありましたが、下がり天井は雰囲気のあるクロス、上げ床は店舗用フロアで仕上げるなど、意匠的に空間となじませるような工夫も。随所にこだわりが感じられる素敵なお住まいを実現しました。